【 坂本繁二郎 × 牛島憲之 展-開廊16周年記念 】のご案内
■日時■
2017年11月13日(月)~24日(金)11:00~19:00(会期中無休)
■場所■
ギャラリービアンカ(福岡市博多区住吉3-1-18 福岡芸術センター1F)
「坂本繁二郎 × 牛島憲之展-開廊16周年記念」を開催いたします。
福岡八女市が生んだ不世出の画家、坂本繁二郎(1882-1969)。フランス留学の後、創作の地を故郷の八女に定め、豊かな自然の中で生命を育む「馬」をテーマに、代表作品を数多く残しています。今回、展覧会を飾る『馬首』『白馬』は第二次世界大戦中に描かれた坂本繁二郎氏60代の作品です。氏が生涯を閉じた2年後の1971年、久留米市石橋美術館で開催された「坂本繁二郎 −その人と作品展」に出品された希少な作品となります。
柔らかな線と穏やかな色彩で様々な風景を題材に、何層も塗り重ねた独自のマチエールで描く画家、牛島憲之(1900-1997)。中学生の頃、坂本繁二郎氏の作品に触れ、画家になることを志す牛島氏の作風は、繁二郎氏の詩情あふれる風景画を彷彿させます。中期以降の作品『風景』『工場風景』『桃郷』『春昼』、牛島憲之氏の魅力溢れる力作が壁面を彩ります。
没後も多くの人々を魅了してやまない二人の九州出身の画家たちの美の共演を、是非ご高覧くださいませ。
代表 阿高 誠司