静かに身をあずけるだけで、時間の流れがゆるやかに変わる一脚です。
ゆるやかなロッキングと包み込むような座り心地が、読書や音楽、深い思索のひとときを上質な安らぎへと導きます。
木材は、一点ごとに異なる表情をもつ自然の木目が主役です。
人工的な装飾を削ぎ落とし、木そのものの生命力と、美しいプロポーションだけで構成されたデザインは、空間に静かな緊張感と豊かな温度をもたらします。
ラウンジチェアとしての快適性はもちろん、リビングや書斎、ホテルライクなベッドルームのアクセントとしても存在感を発揮します。
年月とともに艶を増し、持ち主の暮らしの履歴を刻み込んでいく「一生ものの椅子」としてふさわしい一点です。
■ジョージ・ナカシマについて
ジョージ・ナカシマ(George Nakashima, 1905–1990)は、アメリカ生まれの日系二世で、「アメリカ木工の父」とも称される20世紀を代表する家具作家です。
建築と木工を背景に、世界各地での経験と日本的な精神性を融合させた独自の家具デザインで、高い評価を得ました。
若くしてヨーロッパやインド、日本に渡り、建築家アントニン・レーモンドの事務所で経験を積んだのち、アメリカで自身の工房を構えます。
戦時中の収容所で日本人大工から木工の技を学んだことをきっかけに、無垢材の個性を最大限に生かす現在のスタイルを確立しました。
ナカシマの家具は、ライブエッジと呼ばれる自然な木の縁をあえて残すことで、一本一本の木がもつ唯一無二の表情を引き出す点に特徴があります。
機能性と構造美、そして「木への敬意」が一体となった椅子やテーブルは、世界中のコレクターや美術館に所蔵されています。
「同シリーズの『Lounge Chair Rocker with Free-Form Arm』はこちら」
ATAKA Art Gallery, Fukuoka, Japan

